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鳥インフルエンザ―人への感染はあるのか


感染症情報
[2006.7.26 更新]

鳥 イ ン フ ル エ ン ザ

  鳥インフルエンザの本質は何なのか。何が怖いのか。新聞やニュースを最近にぎわせている鳥インフルエンザとは何なのか。それが何故それがそんなに騒がれているのか。

 国立感染症研究所・鳥インフルエンザ情報へリンク
 国立感染症研究所・鳥インフルエンザ分布図へリンク
 高病原性鳥インフルエンザ−新型インフルエンザの出現に備えて−(衛研NEWS第106号より)
 鳥インフルエンザウイルスの対応(2004/1/29掲載)



警鐘 鳥インフルエンザ
―人への感染はあるのかー

鳥インフルエンザは「人獣共通感染症」である
新型インフルエンザの「素」は野生のカモ等が持っている
鳥から人への感染
新型インフルエンザの出現経路
新型インフルエンザ出現例
インフルエンザウイルスの基本構造
インフルエンザウイルスのタイプ

A型インフルエンザウイルスのタイプ

鳥インフルエンザの広がり
 

鳥インフルエンザは「人獣共通感染症」である

    A型インフルエンザウイルスの「宿主」;野生のカモ等

      

A型インフルエンザウイルスの宿主動物とHA及びNA亜型の分布

A型インフルエンザウイルスの宿主動物とHA及びNA亜型の分布



鳥から人への感染
鳥インフルエンザが人に感染する可能性は低い、が・・・
鳥インフルエンザが流行すると鳥から鳥への感染が広がり、ウイルスの増殖が繰り返されるなかで 遺伝子の突然変異 も起こり、人に対する感染力を獲得したウイルスが生まれてくる可能性がある。( 変異ウイルス
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○新型インフルエンザの「素」は野生のカモ等が持っている

A型インフルエンザウイルスは広く自然界に分布しており各種動物に固有のHAとNAの亜型のウイルスが存在する。
現在、人の社会にはH1、3及びN1、2の亜型のウイルスが存在している。
野生のカモ等には、HA亜型(1〜16)、NA亜型(1〜9)が存在しており、これが新型インフルエンザウイルスの「素」となる。


新型インフルエンザの出現経路

(トリインフルエンザウイルスがヒトに感染するウイルスに変身)

新型インフルエンザの出現経路
  

  @ 鳥の中で鳥インフルエンザウイルスの変異が蓄積され、人への感染力を獲得し人に感染する。人から人への伝播の性質を獲得することにより新型インフルエンザウイルスとして人のあいだで大流行する。

  A 鳥とヒトの両方のインフルエンザウイルスがブタに同時に感染し、ブタの体内で両方の遺伝子が混じり合うことによって、鳥インフルエンザウイルス由来の遺伝子(HAやNA等)を持った新しいヒトインフルエンザウイルスが誕生する。

  B 鳥インフルエンザとヒトインフルエンザの両方に感染した人の体内で、ウイルスの交雑が起こり、新たなウイルスが誕生する。




○新型インフルエンザ出現例

新型インフルエンザ出現例




インフルエンザウイルスの基本構造


インフルエンザウイルスの基本構造
インフルエンザウイルス模式図)
インフルエンザウイルスの表面には赤血球凝集素(HA)とノイラミニダーゼ(NA)という二種類の糖タンパクがスパイク状に並んでいる。
これは宿主の細胞に取り付くときや、複製を終えて宿主の細胞から出て行くときに重要な役割りを果たす表面タンパクである。このHAやNAの情報をになう遺伝子は突然変異により変化しやすい。これらの遺伝子に突然変異が起きると、HAやNAが部分的に変化した変異ウイルスとなり毎年の流行を引き起こすこととなる。


インフルエンザウイルスのタイプ

インフルエンザウイルスのタイプ

カモ等は、多種類のA型インフルエンザウイルスを有するが、人はA型インフルエンザウイルスの一部と、B型、C型インフルエンザウイルスを有する


A型インフルエンザウイルスのタイプ

HAには16亜型が存在|NAには9亜型が存在 144 通りの組み合わせを持つウイルスの存在が考えられる

 例)A / H7N1と表されるウイルスは、A型ウイルスでH7番目の亜型、Nは1番目の亜型を持つウイルスということである。


 

鳥インフルエンザの広がり  

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