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県の感染症発生情報
[2016.11.21 更新]

感染症発生動向調査とは



感染症発生動向調査とは、感染症の予防とまん延防止の施策を講じるため、感染症情報を医療機関から収集し、その内容を解析、公表する事業のことです。平成 11 年 4 月から施行の「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に定められています。なお、この法律は一部改正され、対象疾患の追加と、類型の見直しが行われています。

感染症発生動向調査事業実施要綱




○対象となる感染症

1.全数把握の対象 2.定点把握の対象 3.定点とは 4.感染症の分類について

○感染症発生動向調査  届出基準・届出用紙(平成28年11月21日施行)

平成28年11月21日から感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則の一部が改正されました。

1 全数把握の対象
一類感染症
【7疾病】
(1) エボラ出血熱      (基準用紙) (5) ペスト (基準用紙)
(2) クリミア・コンゴ出血熱   (基準用紙) (6) マールブルグ病 (基準用紙)
(3) 痘そう   (基準用紙) (7) ラッサ熱 (基準用紙)
(4) 南米出血熱   (基準用紙)      
二類感染症
【7疾病】
(8) 急性灰白髄炎 (基準用紙) (12) 中東呼吸器症候群
(病原体がベータコロナウイルス属MERSコロナウイルスであるものに限る。)
(基準用紙)
(9) 結核 (基準用紙) (13) 鳥インフルエンザ(H5N1) (基準用紙)
(10) ジフテリア (基準用紙) (14) 鳥インフルエンザ(H7N9) (基準用紙)
(11) 重症急性呼吸器症候群
(病原体がベータコロナウイルス属SARSコロナウイルスであるものに限る。)
(基準用紙)      
三類感染症
【5疾病】
(15) コレラ (基準用紙) (18) 腸チフス (基準用紙)
(16) 細菌性赤痢 (基準用紙) (19) パラチフス (基準用紙)
(17) 腸管出血性大腸菌感染症 (基準用紙)      
四類感染症
【44疾病】
(20) E型肝炎 (基準用紙) (43) 鳥インフルエンザ (H5N1、H7N9を除く ) (基準用紙)
(21) ウエストナイル熱
(ウエストナイル脳炎を含む)
(基準用紙) (44) ニパウイルス感染症 (基準用紙)
(22) A型肝炎 (基準用紙) (45) 日本紅斑熱 (基準用紙)
(23) エキノコックス症 (基準用紙) (46) 日本脳炎 (基準用紙)
(24) 黄熱 (基準用紙) (47) ハンタウイルス肺症候群 (基準用紙)
(25) オウム病 (基準用紙) (48) Bウイルス病 (基準用紙)
(26) オムスク出血熱 (基準用紙) (49) 鼻疽 (基準用紙)
(27) 回帰熱 (基準用紙) (50) ブルセラ症 (基準用紙)
(28) キャサヌル森林熱 (基準用紙) (51) ベネズエラウマ脳炎 (基準用紙)
(29) Q熱 (基準用紙) (52) ヘンドラウイルス感染症 (基準用紙)
(30) 狂犬病 (基準用紙) (53) 発しんチフス (基準用紙)
(31) コクシジオイデス症 (基準用紙) (54) ボツリヌス症 (基準用紙)
(32) サル痘 (基準用紙) (55) マラリア (基準用紙)
(33) ジカウイルス感染症 (基準用紙) (56) 野兎病 (基準用紙)
(34) 重症熱性血小板減少症候群
(病原体がフレボウイルス属SFTSウイルスであるものに限る。)
(基準用紙) (57) ライム病 (基準用紙)
(35) 腎症候性出血熱 (基準用紙) (58) リッサウイルス感染症 (基準用紙)
(36) 西部ウマ脳炎 (基準用紙) (59) リフトバレー熱 (基準用紙)
(37) ダニ媒介脳炎 (基準用紙) (60) 類鼻疽 (基準用紙)
(38) 炭疽 (基準用紙) (61) レジオネラ症 (基準用紙)
(39) チクングニア熱 (基準用紙) (62) レプトスピラ症 (基準用紙)
(40) つつが虫病 (基準用紙) (63) ロッキー山紅斑熱 (基準用紙)
(41) デング熱 (基準用紙)
(42) 東部ウマ脳炎 (基準用紙)      
五類感染症
【22疾病】
(64) アメーバ赤痢 (基準用紙) (75) 侵襲性肺炎球菌感染症 (基準用紙)
(65) ウイルス性肝炎(E型肝炎及びA型肝炎を除く) (基準用紙) (76) 水痘(患者が入院を要すると認められるものに限る。) (基準用紙)
(66) カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 (基準用紙) (77) 先天性風しん症候群   (基準用紙)
(67) 急性脳炎
(ウエストナイル脳炎、西部ウマ脳炎、ダニ媒介脳炎、東部ウマ脳炎、日本脳炎、ベネズエラウマ脳炎及びリフトバレー熱を除く)
(基準用紙) (78) 梅毒   (基準用紙)
(68) クリプトスポリジウム症 (基準用紙) (79) 播種性クリプトコックス症 (基準用紙)
(69) クロイツフェルト・ヤコブ病 (基準用紙) (80) 破傷風   (基準用紙)
(70) 劇症型溶血性レンサ球菌感染症   (基準用紙) (81) バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症   (基準用紙)
(71) 後天性免疫不全症候群   (基準用紙) (82) バンコマイシン耐性腸球菌感染症   (基準用紙)
(72) ジアルジア症   (基準用紙) (83) 風しん   (基準用紙)
(73) 侵襲性インフルエンザ菌感染症 (基準用紙) (84) 麻しん   (基準用紙)
(74) 侵襲性髄膜炎菌感染症   (基準用紙) (85) 薬剤耐性アシネトバクター感染症  (基準用紙)

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2 定点把握の対象
届出用紙(PDF) ( 小児科眼科基幹(週報)基幹(月報)STDインフルエンザインフルエンザ(基幹)擬似症定点 )
五類感染症
【25疾病】
(86) RSウイルス感染症   (基準) (99) 流行性角結膜炎   (基準)
(87) 咽頭結膜熱   (基準) (100) 性器クラミジア感染症   (基準)
(88) A群溶血性レンサ球菌咽頭炎   (基準) (101) 性器ヘルペスウイルス感染症   (基準)
(89) 感染性胃腸炎 (基準)
(102) 尖圭コンジローマ   (基準)
感染性胃腸炎(病原体がロタウイルスであるものに限る (基準)
(90) 水痘   (基準) (103) 淋菌感染症   (基準)
(91) 手足口病   (基準) (104) クラミジア肺炎(オウム病を除く)   (基準)
(92) 伝染性紅斑   (基準) (105) 細菌性髄膜炎   (基準)
(93) 突発性発しん   (基準) (106) ペニシリン耐性肺炎球菌感染症   (基準)
(94) 百日咳   (基準) (107) マイコプラズマ肺炎   (基準)
(95) ヘルパンギーナ   (基準) (108) 無菌性髄膜炎   (基準)
(96) 流行性耳下腺炎   (基準) (109) メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症   (基準)
(97) インフルエンザ (鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く)   (基準) (110) 薬剤耐性緑膿菌感染症   (基準)
(98) 急性出血性結膜炎   (基準)      



3 定点とは
 
定点把握対象の疾患は、予め指定した医療機関から報告されます。その医療機関のことを定点といい、その数は人口に応じて決められています。
定点は報告する疾患で5種類(インフルエンザ定点、小児科定点、眼科定点、STD定点、基幹定点)に分かれています。

  定点数
県域 横浜市 川崎市 相模原市
インフルエンザ定点
116
153
54
23
346
小児科定点
73
94
33
15
215
眼科定点
16
22
7
4
49
STD(性感染症)定点
23
29
7
5
64
基幹定点
5
4
2
1
12
インフルエンザ定点
対象疾患名: インフルエンザ(鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く)
   
小児科定点
対象疾患名: RSウイルス感染症・咽頭結膜熱・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎・感染性胃腸炎
水痘・手足口病・伝染性紅斑・突発性発しん・百日咳・ヘルパンギーナ・流行性耳下腺炎
   
眼科定点
対象疾患名: 急性出血性結膜炎・流行性角結膜炎
   
基幹定点
対象疾患名: クラミジア肺炎(オウム病を除く)・細菌性髄膜炎(インフルエンザ菌、髄膜炎菌、肺炎球菌を原因として同定された場合を除く)・ マイコプラズマ肺炎・無菌性髄膜炎(真菌、結核菌、マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア、原虫を含む)・感染性胃腸炎(病原体がロタウイルスであるものに限る)・ペニシリン耐性肺炎球菌感染症・ メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症・薬剤耐性緑膿菌感染症
   
STD定点
対象疾患名: 性器クラミジア感染症・性器ヘルペスウイルス感染症・尖圭コンジローマ・淋菌感染症

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4 感染症の分類について
感染症発生動向調査の対象疾患は一類感染症から五類感染症に分類されています。

一類感染症とは

感染力、罹患した場合の重篤性等に基づく総合的な観点から見た危険性が極めて高い感染症として定められている感染症です。

二類感染症とは

感染力、罹患した場合の重篤性等に基づく総合的な観点から見た危険性が高い感染症として定められている感染症です。

三類感染症とは

感染力、罹患した場合の重篤性等に基づく総合的な観点から見た危険性は高くないが、特定の職業への就業によって感染症の集団発生を起こしうる感染症として定められている感染症です。

四類感染症とは

動物、飲食物等の物件を介して人に感染し、国民の健康に影響を与えるおそれがある感染症(人から人への伝染はない)として定められている感染症です。

五類感染症とは

国が感染症の発生動向の調査を行い、その結果等に基づいて必要な情報を国民一般や医療関係者に情報提供・公開していくことによって、発生・まん延を防止すべき感染症として定められている感染症です。

指定感染症とは

既知の感染症のうち上記1〜3類に分類されない感染症であって、1〜3類に準じた対応の必要性が生じた感染症として定められる感染症です。

新感染症とは

人から人に伝染すると認められる疾病であって、既知の感染症と症状等が明らかに異なり、当該疾病に罹患した場合の病状の程度が重篤であり、かつ、当該疾病のまん延により国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあると認められるものとして定められる感染症です。


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