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神奈川県微生物検査情報

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神奈川県衛生研究所

第309号

平成30年9月19日発行
病原体検出は平成30年7月分


表1 病原体検出状況(保健所等別)―平成30年7月

<検出状況>

  • 7月の病原体検出数は合計105件、細菌は49件、ウイルス・リケッチアは56件であった。
  • 病原体定点等の医療機関からの検査では、小児科定点から細菌が10件、ウイルスが42件、眼科定点からウイルスが1件検出された。
  • 保健所管内別の病原体検出状況は表1のとおりである。

表2 病原細菌検出状況(臨床診断別)―平成30年7月

  • 腸管出血性大腸菌感染症届出関連に伴う検査で、231検体中1検体から腸管出血性大腸菌O157(VT2)が、4検体からO157(VT1&VT2)が、28検体からO26(VT1)が検出された。
  • A群溶血性レンサ球菌咽頭炎患者18検体中9検体からA群溶血レンサ球菌が検出された。血清型は、T4が3検体、T12が2検体、T25が1検体、TB3264が3検体であった。
  • 感染性胃腸炎患者5検体中1検体からカンピロバクター ジェジュニが検出された。
  • マイコプラズマ肺炎患者4検体中4検体からマイコプラズマ ニューモニエが検出された。
  • 依頼検査では、1707検体中1検体から淋菌が、1検体からクラミジア トラコマティスが検出された。

表3 病原細菌検出状況(月別)―平成29年7月~平成30年7月 

 

表4 ウイルス・リケッチア検出状況(臨床診断別)―平成30年7月

  • 咽頭結膜熱患者15例中13例からアデノウイルスが検出された。その内訳は、アデノウイルス2型が2例、アデノウイルス3型が3例、アデノウイルス5型が1例、アデノウイルス(型未決定)が7例であった。
  • 感染性胃腸炎患者4例中3例から下痢症の原因となるウイルスが検出された。その内訳は、アデノウイルス2型が1例、アデノウイルス41型が1例、ノロウイルスが1例であった。
  • 手足口病患者13例中11例からウイルスが検出された。その内訳は、コクサッキーウイルスA16型が1例、エンテロウイルスA71型が8例、ライノウイルスが1例、コクサッキーウイルスA5型とコクサッキーウイルスA16型の同時検出が1例であった。
  • ヘルパンギーナ患者21例中20例からウイルスが検出された。その内訳は、コクサッキーウイルスA2型が1例、コクサッキーウイルスA4型が12例、コクサッキーウイルスA5型が6例、エンテロウイルスA71型が1例であった。
  • 麻疹疑い患者7例(17検体)について検査を実施したところ、患者1例(3検体)から風疹ウイルスが検出された。
  • 流行性角結膜炎患者4例中1例からアデノウイルス(型未決定)が検出された。
  • A型肝炎疑い患者1例(2検体)、患者接触者1例(1検体)について検査を実施したところ、患者(2検体)からA型肝炎ウイルスが検出された。
  • E型肝炎疑い患者2例(4検体)について検査を実施したところ、患者1例(2検体)からE型肝炎ウイルスが検出された。

表5 ウイルス・リケッチア検出状況(月別)-平成29年7月~平成30年7月

 

表6 食品・環境由来の病原細菌検出状況―平成30年7月


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