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神奈川県微生物検査情報

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神奈川県衛生研究所

第306号

平成30年6月18日発行
病原体検出は平成30年4月分


表1 病原体検出状況(保健所等別)―平成30年4月

<検出状況>

  • 4月の病原体検出数は合計58件、細菌は30件、ウイルス・リケッチアは28件であった。
  • 病原体定点等の医療機関からの検査では、小児科定点から細菌が4件、ウイルスが14件、インフルエンザ定点からウイルスが3件検出された。
  • 保健所管内別の病原体検出状況は表1のとおりである。

表2 病原細菌検出状況(臨床診断別)―平成30年4月

  • 腸管出血性大腸菌感染症届出関連に伴う検査で、7検体中1検体から腸管出血性大腸菌O157(VT2)が検出された。
  • A群溶血性レンサ球菌咽頭炎患者9検体中8検体から、A群溶血レンサ球菌が検出された。血清型は、T1が2検体、T4が3検体、T9が1検体、T25が1検体、TB3264が1検体であった。
  • その他の感染症1例について検査したところ、毒素原性大腸菌(ETEC)O6(ST1b・LT)HNMおよびO6(ST1b・LT)H1、腸管凝集性大腸菌(EAggEC)が同時検出された。患者にはペルーへの海外渡航歴があった。
  • 食中毒様事例(有症苦情含む)では、36検体中17検体から食中毒菌が検出された。その内訳は、腸管病原性大腸菌(EPEC)O157:HUTが1検体、腸管病原性大腸菌(EPEC)O157:HUTとカンピロバクター ジェジュニの同時検出が2検体、サルモネラO4群が1検体、カンピロバクター ジェジュニが6検体、カンピロバクター ジェジュニと黄色ブドウ球菌の同時検出が2検体、黄色ブドウ球菌が1検体であった。
  • 依頼検査では、1613検体中1検体からサルモネラO4群が検出された。

表3 病原細菌検出状況(月別)―平成29年4月~平成30年4月 

 

表4 ウイルス・リケッチア検出状況(臨床診断別)―平成30年4月

  • 咽頭結膜熱患者2例からアデノウイルスが検出された。その内訳は、アデノウイルス2型が1例、アデノウイルス3型が1例であった。
  • 感染性胃腸炎患者1例からサポウイルスが検出された。
  • 手足口病患者4例中2例からウイルスが検出された。その内訳は、エンテロウイルスA71型が1例、ライノウイルスが1例であった。
  • インフルエンザ様患者16例中15例からインフルエンザウイルスが検出された。その内訳は、インフルエンザウイルスAH3が13例、インフエンザウイルスBが2例であった。
  • 無菌性髄膜炎患者1例(3検体)中2検体からヒトヘルペスウイルス6が検出された。
  • 食中毒様胃腸炎検査では、便22検体について検査を実施したところ、6検体からノロウイルスが検出された。

表5 ウイルス・リケッチア検出状況(月別)-平成29年4月~平成30年4月

 

表6 食品・環境由来の病原細菌検出状況―平成30年4月

  • 環境 浴槽水等3検体中1検体(浴室内ふき取り)からレジオネラ ニューモフィラ1群が検出された。

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